【静岡市・遺品整理】少量なら自分で供養も？供養にかかる費用相場

♢少量なら自分で供養することも可能

遺品が少量であれば自分でも対処することができます。対象となるのは故人が生前大切にしていた遺品です。

遺品の例としては以下のようなものが挙げられます。

• 人形
• 衣類
• 写真
• 食器
• 故人の作品

上記のような遺品がある場合、供養やお焚き上げを行うのが一般的です。お焚き上げとは大切に扱っていた品物を焼却することで浄化させて、魂を天へ送ることをいいます。

 

自分で供養する場合の手順を見ていきましょう。

1. まず、白い布もしくは白い紙を準備し、対象となる遺品をその上に置きます。
2. 次に、遺品に手を合わせて故人に対する感謝の気持ちを伝えながら、お清めの塩を撒きます。
3. 最後に遺品を白い布・白い紙で包み、袋に入れて手放します。

お清め用の塩は神社などで購入することができます。粗塩はあくまで食用のため、お清め塩の代用という扱いになります。

 

♢供養の費用相場とは？

遺品供養の代表的な方法と費用相場は以下のとおりです。

• 持ち込み（合同供養）：0円～30,000円程度
• 持ち込み（個別供養）：5,000円～70,000円程度
• 郵送（神社仏閣）：3,000円～10,000円（送料別）
• 郵送（お焚き上げ業者）：1,500円～(1箱あたり)
• 現地訪問での供養：20,000円～70,000円程度

費用はどの方法を選ぶかによって異なります。例えば、遺品を持ち込んで供養する場合も合同と個別では費用の幅に違いがあるのです。合同供養は他の方の遺品と一緒に供養することです。神社やお寺、専用の供養場などで実施します。また、現地訪問は僧侶などに自宅で供養してもらうことです。遺品が大きいなどの場合は現地での供養を検討する必要も出てきます。

 

♢供養やお焚き上げの重要性とは

遺品の供養やお焚き上げは、ご遺族が必ずしなければならないことではありません。しかし、ご遺族の精神的な負担を軽くさせる重要な役割を担っています。遺品整理を行う中で、故人が愛用していた品物をすべて保管するのはスペース的にも難しく、処分の必要が出てきます。日用品と同じように処分するのは抵抗を感じる場合もあり、ご遺族の心に一つの区切りをつける上でも遺品供養は重要です。